絵を描きたくなる絵本?
今回紹介するシリーズ絵本は、絵を描くときに使うクレヨンがでてくる絵本です。
その中でも、クレヨンの黒くんが主人公。
この絵本を読むと、息子はいつもクレヨンを取り出してきて絵を描き始めます。
絵本に出てきたシーンを描いてみたり、自分でクレヨンたちを画用紙の周りに立たせてお話を作ったり。
内容は具象的だし、物語も単純ではありますが、何かファンタジーや創作意欲を刺激する絵本なのだろうと思います。
今日は、最近の息子のお気に入りのシリーズ『くれよんのくろくん』を紹介したいと思います。
『くれよんのくろくん』
新品のクレヨンたちの仲間の黄色ちゃんが退屈にしていると、ある日、大きな画用紙を発見します。
クレヨンたちは、大喜びで、それぞれの色を活かして絵を描いていきます。
チョウチョやお花、木や雲・・・
きれいな風景ができあがり!
そこへくろくんがやってきますが、みんなはせっかく描いた絵に黒で何か描くことを嫌がります。
「どうして自分はこんな色なんだ」と悲しんでいる間に、他のクレヨンたちは自分の色を主張して喧嘩を始め、絵がぐちゃぐちゃになっていきます。
くろくんに、シャープペンシルのお兄さんが何やら耳打ち。
次の瞬間、くろくんは皆の描いた絵を真っ黒に塗りつぶします。
さて、どうなるのでしょうか?
最後に真っ黒の画用紙の上に出て来るきれいな絵。
おもわず「わぁ」って息子も声を出していました。
『くろくんとふしぎなともだち』
ある日、くろくんが散歩をしているとバスに出会いました。
「走ってみせて」とくろくんがお願いすると、道がないと走れないとバスくんに言われ、くろくんは黒いクレヨンで道路を描きます。
その道をバスくんが走って大喜び。
次の日も行ってみると、今度は船くん。今度は、くろくんが波を描いてあげます。
毎日どこかへ出かけては、頭のクレヨンが減っていくくろくんを不思議に思った仲間がどこへ行ってるのかと尋ねます。
次の朝、今度は皆をつれていつもの場所に行ってみると、そこには新幹線がいます!
皆は大喜びですが、新幹線はなかなか走ってくれません。
皆はカラフルなクレヨンで街や風景を描き、そこにくろくんが線路を描くと・・・
大事故が起こってしまうのです!
けれど、新幹線もくろくんも無事に助かり、それをきっかけに新幹線くんの秘密がわかるのです。
最後は、みんなで新幹線くんが変身した?トロッコ列車に乗って、くろくんの描く線路の上を楽しく旅して終わります。
『くろくんとなぞのおばけ』
最後のシリーズは、くろくんたちの仲間が毎晩1本、また1本とどこかへ消えてしまうところから物語が始まります。
みんなは、おばけの仕業だと夜寝ずに待ち伏せしますが、ウトウト。
目が覚めると、くろくんだけ残されて、他の仲間が消えています。
くろくんは、勇気をだして仲間たちを探しにでかけます。
小さな穴の中に入っていくと、皆に出会うことができました!
けれど、みんなは帰りたいけど帰りたくない複雑な心境でくろくんを見ます。
そこは、ネズミさん親子のお家。
体の悪いお爺さんを喜ばせたいとネズミの子どもたちがクレヨンくんたちの力を借りたくて、毎晩1本ずつ家に持って帰ってきていたのです。
皆は相談して、おじいちゃんが笑顔になってくれるような絵を描こうと考えます。
そして出来上がった絵は?
絵本を読んだ息子の作品
風景かな?空や木が描かれるようになりました。
次は、親子の合同作品です。
絵本を読めば、何のシーンがわかるはず?
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