ひらがなの絵本
息子が3歳を過ぎたころから、絵本を読んでいると字を指でなぞりながら話を聞いたり、自分で読みたがったりするようになりました。
絵を書くときにも「じぃじぃ」(おじいちゃんではありません)って言いながら何かひものような線を描くようになりました。
「これなんて書いてあるの?」と聞くと、
そのときその時で、「おばあちゃん、また遊びに来てね。おじいちゃん頑張ってねって書いてあるの」と教えてくれます。
まだ字が読めたり書けたりするわけではありませんが、あいうえお〜は歌のように一応全部覚えています。
そんな字に興味を持ち出した時期から、小学校入学前に本格的にひらがなを覚える時期にも楽しみながら活躍してくれそうな絵本を紹介したいと思います。
「あっちゃん、あがつく アイスクリーム」
「いっちゃん、いがつく イチゴジャム」・・・
あいうえおのひらがなと、濁音や破裂音まで全部のひらがなに食べ物が対応して載っています。
さいとうしのぶさんの食べ物の絵本は、本当に動きがあって楽しい!
それぞれの食べ物が、そのキャラクターにあった感じで1ページごとに小さなお話ができそうな感じで登場します。
私のお気に入りは、「えっちゃん、えがつく エビフライ」のページ。
エビたちが、まるで海水浴しているかのように、衣をつけて揚げ上がるまでの工程が描かれています。
息子は、なぜか「ひっちゃん、ひがつく ひなあられ」のページで三人官女たちが口にチョコをつけながら雛あられを食べているページの注目度が高かったです。
いや、この絵本の唯一の難点は、読んだら何か食べたくなること。
チョコレートやケーキ、サンドイッチにもう子どもが大好きなものが目白押しなので、息子はこの絵本を読むと「何かお菓子ほしくなってきちゃったの!」と言ってました。
仕方なく、一個だけとお菓子を渡し、自分も一個だけと言い聞かせて食べてしまうのでした。
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