息子一緒に最近読んだ絵本
以前に記事にしたことがありますが、クリスマスの時期になると息子と一緒にクリスマスに関係する絵本を数冊選んで毎年読んでいます。
▼今年は以下の3冊を考えていました。
『クリスマスの不思議な箱』は自宅用に購入もしました。
そして、もう一冊『メリークリスマスー世界の子どものクリスマス』という絵本を最近借りて読みました。
クリスマスの物語や歌と一緒に、たくさんの国の子どもたちのクリスマスの過ごし方が紹介されていて、大人が読んでも楽しくいろんな風習を知ることができるおすすめ絵本です。
クリスマスに靴下を吊るすのはなぜ?
私も絵本の中で始めて知ったのですが、どうしてクリスマスには靴下を吊るしておくとプレゼントが朝に入っているのか?
皆さまは、その由来をご存知ですか?
では、聖ニコラウスが自分の姿を誰にも知られずに困った人を助けていました。
ある時、商人の家の3人の娘がお嫁に行くのに貧しくて何も用意することが出来ず、両親が悲しんでいました。
クリスマスの夜、ニコラウスはその娘たちの家の屋根に登り煙突からコインの入った袋を3つ入れ落としました。
朝目が覚めると、娘たちが洗濯した靴下を乾かすために暖炉に吊るしてあった靴下の中にコインが一枚ずつ入っていて、皆ビックリ。
このエピソードが由来だそうです。
聖ニコラウスは、オランダではシンタ・クラースと呼ばれていて、それがイギリスやアメリカに伝わってサンタクロースの名前になったのだとか。
息子のお気に入りの世界のクリスマス
この絵本には、18カ国のクリスマスの過ごし方が紹介されています。
日本もちゃんとその中にありましたよ。
そんな世界のクリスマスの中から、5歳の息子が特に興味をもった国のクリスマスを3つ紹介したいと思います!
<オーストリア>
ご存知の方も多いと思いますが、オーストリアのクリスマスは夏です。
絵本の挿絵も、海岸でサンドイッチパーティをしているところに、海からサンタがサーフィンをしながらやってくるというもの。
息子は「わぁ、お昼にサンタさんが来てくれたらいいなぁ」と興奮していました。
<メキシコ>
ピニャータというお菓子の入ったオブジェを木に吊るして、目隠しした子どもたちが棒でつついてオブジェを破きます。
いろんな大きなオブジェからお菓子が降ってくるシーンに息子も「これやりたい!」と何度もそのページを読んでいました。
ピニャータの小さい版なら家でも作れるかも?
<イタリア>
オランダでは、サンタではなく良い魔女がクリスマスプレゼントを運んできてくれるそうです。
クリスマスの朝、よいこの靴下にはプレゼントが、そして悪い子の靴下には炭が入っているらしいですよ!
炭って悲しすぎる。
「ええ〜!」って息子もビックリしていました。
他にも、夜に子どもたちが歌を歌って家をまわったり、エス様聖誕のシーンを演じながら街を毎晩歩いたり、いろんな風習が紹介されていました。
私は北欧のフィンランドやノルウェー、スウェーデンのクリスマスのページをワクワクしながら読みました。
絵もとっても繊細できれいな絵本。
大人も楽しめる内容の充実した素敵な絵本の紹介でした。
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