年間100冊の絵本
わが家の息子はただ今5歳。
2歳になった頃から、図書館を利用し始めました。
それから3年くらいがたった今、書き留めている絵本ノートには約450冊の絵本の名前。
気づけばたくさんの絵本に出会うことができました。
たくさんの絵本を読もうとか目標にしているわけではありません。
私自身が大人になってからも絵本を読むことが好きだったし、息子とのコミュニケーションのツールとしても絵本は自分に合っているから続けているんだと思います。
息子も毎日寝る前に絵本を読むことが習慣になっています。
どんなに眠くても、「絵本読んでから〜」と自分で本を選んできます。
そんなフラフラなら読まずに寝たらいいのにって思う日でも(笑)
今日は、そんな絵本を毎日読んでいる息子がリピートして何度も選んで読んでほしいと言う絵本を3冊紹介したいと思います。
これらの絵本は、わが家のリビングにある絵本棚にある絵本からのチョイスです。
▼絵本棚にある絵本50冊一気に紹介
こんとあき
コンは、あきが生まれる時におばあちゃんが作ってくれたキツネのぬいぐるみ。
ずっと一緒に遊んできた2人。
ある時、コンがおばあちゃんの家に行くことになると、あきも一緒について行くことになりました。
2人だけでの電車に乗って長旅。
いろんなハプニングがありつつ、やっと駅に到着です。
おばあちゃん家に行く前に砂丘に行ってみたいとあきが言い、コンはちょっと見るだけだよとOKします。
ところが!!その砂丘で大変なことが起こるのです。
2人は無事におばあちゃんのところへ着けるのでしょうか?
あきを不安がらせないように「大丈夫だいじょうぶ」とずっと言い続けるコンの言葉が心に残ります。
最後のおばあちゃんの本当に優しい笑顔に、ほっと温かい気持ちになる絵本です。
くまのコールテンくん
くまのコールテンくんは、デパートのおもちゃ売り場にいるぬいぐるみ。
ある日、コールテンくんは女の子と目が合います。買ってほしいと言う女の子にお母さんは、「ボタンが取れたぬいぐるみなんて買わないわ」と帰ってしまいます。
その夜、コールテンくんは自分の取れたボタンを探しに夜中のデパートを探検です。
翌朝、ボタンが見つからず悲しんでいたコールテンくんのところに、昨日の女の子がやってきました。
「これが友達っていうものか」「これが家っていうものだな」コールテンくんの嬉しい気持ちが伝わってくるお話です。
さいごのこいぬ
ある日、たくさんの子犬が産まれました。
主人公の子犬は一番最後に生まれて、ミルクを飲めるようになったのも、小屋に入るのもいつも一番最後。
ある時、子犬たちは一匹ずつ新しい家にもらわれて行くことになりました。
一匹また一匹ときょうだいたちが選ばれる中子犬はいつまでも選ばれませでした。
「やっぱり僕が最後か」
そう泣いている子犬のところにやって来た男の子。男の子は子犬を抱きしめてこう言います。
「君が僕の最初の子犬だよ」
やさしい絵本たち
それぞれの本は、どこかで今までにも紹介したことがあるかもしれません。
どの物語も、友情や愛情が伝わってくるお話です。
不安な気持ち、大丈夫だよの言葉
自分を受け止めてくれる人がどこかにいるんだ
そんな想いが沁みてくる絵本です。
こんな優しい気持ちになる絵本を、寝る前に読む絵本として寂しがり屋で心配性の息子が選ぶ理由もなんだかわかる気がします。
よかったら手にとってみて下さい。
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